7/12 ミニ朗読会とミーテング終了しました
- 7月14日
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今回のジャータカは「069 Visavanta jātakaヴィサワンタ」医者は、人をかんだ毒蛇に、その毒を吸い出させようとしたが、蛇は一度捨てた毒を吸い戻すなら、死ぬほうがましだと答えたというお話でした。
この物語では、決意の重要性が説かれているようです。悪いことをしないと決めるならば、「死んでもやらない」。たとえ、小さな良いことでも、「やり続ける」と強い意志で決心するならば、その人の人格もしっかりと磨かれていきます。
来月は「076 Asaṅkiya jātakaアサンキ」。略奪を企てていた盗賊たちは、隊商につきそう苦行者が一晩中そぞろ歩きをつづけたので機会をうしない、立ち去ってしまう、という物語です。お釈迦さまは「自己を守ることが、他をも守ることになり、他を守ることが、自己をも守ることになるのです」と、他人のことを云々と悩むのではなく、自分の心をしっかり育てなさいと教えられています。社会の個人個人が、自分自身を正すべきだと思って、実行するならば、結果として社会全体が良くなるのです。ですから、自分を守れば、他を守ることになります。 今回は3名のミーテングとなりました。皆様お忙しい中たいへんありがとうございました。
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