今回は「11.Lakkhaṇa[miga] jātakaラッカナ[鹿]」をとりあげました。 ジャータカは【現在の物語】ー【過去の物語】ー【現在の物語と過去の物語のつながり】という三つの部分からなっています。 今回のおはなしでは、【現在の物語】で、サーリプッタ尊者とデーヴァダッタが登場しました。【過去の物語】では、父鹿から、それぞれ五百頭ずつの鹿を託された二頭の子供の鹿が登場します。一頭はすべての鹿を危難から守りぬいたラッカナ鹿であり、他の一頭はまるで逆の結果をもたらしたカーラ鹿でした。【現在の物語と過去の物語のつながり】において、過去においてサーリプッタはラッカナ鹿であり、デーヴァダッタはカラー鹿であったと明かされます。それ程長いお話ではないですが、この構造が頭に入ると話がもっと楽しくなると思います。みなさん少しづつ慣れていきましょう!。 参加者は9人。皆様有難うございました。良い年をお迎えください。
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ジャータカ朗読会
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カラー鹿である限り、周囲を不幸に導くのですね。。ラッカナ鹿を目指します。